東洋医学には、「未病を治す」、つまり、病気となる前の段階で治療を行い 健康な状態を保つよう調整するという概念があります。
すでにつらい症状や治療法がなく苦しんでいる方に加え生活習慣病の予防や体調不良、あるいは健康の維持といった目的の方にも気軽に 鍼灸(はり・きゅう)治療を利用していただきたいと考えています。また、趣味のスポーツによる疲労に対するケアなどにも対応していきます。
【ランニングに伴う障害】には、次のような症状があります。
腰:一般的な腰痛、恥骨結合炎、恥骨疲労骨折など
もも:ハムストリング腱鞘炎、化骨性筋炎など
ひざ:ランナー膝、鵞足炎、膝蓋靭帯炎など
ふくらはぎ、すね:シンスプリント、アキレス腱炎
慢性コンパートメント症候群など
足首:捻挫、足底筋膜炎、アーチ障害、踵骨疲労骨折など
当院では、一人一人のこうした障害に応じた鍼灸(はり・きゅう)治療を行っていきます。
【腰 痛】これも様々な原因があります。
神経に原因 | 腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、坐骨神経痛、梨状筋症候群など |
骨に原因 | 変形性腰椎症、骨粗鬆症、圧迫骨折など |
関節に原因 | 椎間関節性腰痛、など |
筋肉に原因 | 筋・筋膜性腰痛、腰椎椎間板症など |
上記以外に原因 | 靭帯骨化症、腰部捻挫、悪性腫瘍、消化器疾患腎臓疾患、婦人科疾患など |
当院では、一人一人のこうした障害に応じた鍼灸(はり・きゅう)治療を行っていきます。
(1) | できるだけ御来院時は、ゆったりとした服装でお越しください。仕事帰りなどできつめの服装での御来院や、足リンパドレナージュの場合には、治療着(上下)を用意しております。 |
(2) | 鍼灸(はり・きゅう)治療後の御入浴は、治療が終了してから1時間程空けるようにしてください。 |
(3) | 鍼灸(はり・きゅう)治療を受けた後は、激しいスポーツはお控えください。 |
(4) | 鍼(はり)治療時、鍼(はり)を抜いた後、まれに内出血ができることがありますが、数日間から1週間で吸収されて消失します。 |
(5) | 灸治療に慣れていない方には、刺激量が多すぎないよう配慮していますが、その時の体調によっては治療後、倦怠感や軽い頭痛を感じることがあります。これを「灸あたり」といいますが、人間の正しい生体反応でもあります。夜休めば、翌日には症状は消失します。 |